アジアとの交流の輪を深めるための事業「アジアマンス」のひとつとして「アジアフォーカス福岡映画祭」は1991年に始まりました。
スポンサードリンク
アジアフォーカス福岡映画祭は、毎年9月に福岡の天神で10日ほどの日程で開催される、アジア各国の作品を集めた国際映画祭です。アジアといっても枠がけっこう広く、トルコ、ロシア、イランなどからも出品されます。娯楽作品よりは芸術作品の割合が多く、ちょっとマニアックで文化のほまれ高い芸術映画祭です。
スポンサードリンク
以前は、アジア映画といえば香港の作品が中心だったものですが、ここ数年はすっかり韓流ブームの勢いに乗り、韓国映画が大人気となっています。2008年度も3本の韓国映画が上映されましたが、他の国の作品に比べて圧倒的な観客動員数でした。監督や俳優も招待されてやってくるので、お目当ての韓流スターに会える絶好のチャンスかもしれません。
公式招待の作品以外にも、関連イベントとして気になる作品の特別上映が行われます。2008年度は、最新作「ラスト・コーション」がヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した李安監督の映画が3作品まとめて上映されました。また、イラン映画界の巨匠であるアッバス・キアロスタミ監督の作品「友だちのうちはどこ?」なども特別上映されました。
この映画祭の一番の目玉は、監督や実際に作品に出演している俳優たちが、招待されて福岡にやってくること。舞台挨拶やQ&Aでは、彼らの生のコメントを聞くことができます。通訳さんが訳してくれるので、お気に入りの作品の監督や俳優に直接質問してみてはいかがでしょうか?福岡がすっかり気に入って、この映画祭なら喜んでやってくるという監督も多く、今年のベルリン映画祭では銀熊賞を受賞したイランのマジド・マジディ監督や、フィリピン映画界の巨匠であるマリルー・ディアス・アバヤ監督なども、常連の一人です。日本映画でいうと、宍戸錠や「家政婦は見た!」でおなじみの市原悦子なども過去にやってきました。普段は遠い存在の、アジア映画界の巨匠や俳優に会えるチャンスです。
映画祭を堪能した後は、食のまち・福岡もついでに堪能しましょう。映画祭の半券チケットを持参すれば割引になるレストランや喫茶店も多くあるので、半券サービスを活用してください。映画祭の上映会場はすべて福岡の中心、天神にあるため、有名な中洲のラーメン屋台などもすぐそこです。半券サービスの詳細情報は、映画祭のパンフレットやブックレットに記載されています。