国によっては、姓の種類が20数種類と少ない国もありますが、日本の姓は万を超えています。そこで、日本の姓のランキングについて調べてみました。
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意外と地域性があらわれるのが名字です。私の住んでいた鹿児島では、全国で最も多いと言われる「佐藤」さんや「鈴木」さんはそれほど多くなく、その代わりに「五反田」さん、「前園」さん、「徳留」さん、「四元」さんなどがごく普通の名前として存在していました。東京に引っ越すまで、これらの名字が珍しいとは全く知らず、そうと知ってびっくりしたものです。そういう自分も珍名なので「読めない!どこの出身?」などとよく言われました。名字に興味をもったのは、こんないきさつからです。
たとえば「水流(つる)」さん、「伊牟田(いむた)」さん、「上敷領(かみしきりょう)」さん、「東垂水(ひがしたるみず)」さん、「栫井(かこい)」さん。これは全て実際に、鹿児島の知り合いに存在している名前ですが、一部を挙げても相当かわっています。ほかにも「中馬(ちゅうまん)」さん、「弓削(ゆげ)」さん、すごいところでは「蜜柑山(みかんやま)」さんなどがいました。
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一見ふつうの名前なのに実は珍名字だという場合も。中学時代の知り合いに「杉岡(すぎおか)」さんがいましたが、彼女が言うにはこの姓は全国でも数世帯しか存在せず、日本中の杉岡さんはおそらく親戚だろうとのことでした。そういえば私自身の経験でも、高校時代に自分と同じ名字の同級生に出会ったところ、なんと祖母の家がお隣り同士だと判明したことがあり、どうやら遠い昔は親戚だったようでした。
静岡大学の比較言語研究室が、名字に関する面白いデータベースを公表しています。「日本の姓の全国順位データベース」の名字ランキング検索によって、電話帳の登録件数を根拠とした名字ランキングが10万位まで検索できます。
このデータベースによると、1位:佐藤 2位:鈴木 3位:高橋 4位:田中 5位:渡辺さんでした。やはり佐藤さんと鈴木さんは強いことがここに立証されました。ちなみに1位の佐藤さんの登録件数は481980件で、1世帯あたり4人とすると、全国に約200万人の佐藤さんがいる計算。2位の鈴木さんは426804件で、この2大名字だけですでに400万人近く。日本の総人口を1億2千万人とすると、30人に1人は佐藤さんか鈴木さんという計算です。ちなみに上位1万位でほとんどの姓がカバーされるそうですが、先ほどの鹿児島の珍名字をみてみると、水流(つる)さん4110位、東垂水(ひがしたるみず)さん13591位、上敷領(かみしきりょう)さん17149位。やはりランキングはかなり低く、蜜柑山(みかんやま)さんに至ってはなんと圏外でした。珍名はやはり少数派であることもまた、ここに立証されました。
あなたもご自分の名字ランキングを検索してみてはいかがですか?意外に珍名であることが発見されるかもしれず、友達とランキングを競い合ってみるのも、けっこう面白い話のタネになるかも。